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よくあるご質問
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根管治療の治療時間と期間はどのくらいですか?
マイクロスコープ(顕微鏡)を使用した精密根管治療は1回の治療に45分から60分いただいています。
またCTなどによって術前の詳細検査の必要な場合は60分以上予約をとることもあります。
治療の回数は、通常保険治療の場合には5回から7回、マイクロスコープを使用した精密根管治療(自由診療)では通常2回から3回で終了になります。
感染を起こしていない根管治療(抜髄)は1回で終了することもあります。
根管治療の費用はどのくらいかかりますか?
歯の状態や歯の種類(前歯、奥歯など)によって違います。
また根管治療が終了してもそこには被せ物や詰め物などが必要な場合がほとんどなので、詳しくはお問合せください。
自宅で出来る虫歯予防にはどんなものがありますか?
虫歯を予防するのには3つのことが重要になります。
一つはしっかりと歯の表面からバイオフィルム(細菌)を取り除くことです。
そのためには、しっかりと歯ブラシやデンタルフロスなどで、毎日除去することです。
そして、定期的に歯科医院においてプロフェッショナルクリーニングにより取り残しのバイオフィルム(細菌)を除去することです。
また食生活や唾液などの口内環境も非常に重要です。
過剰な糖質を摂取することや、炭酸飲料、甘味など口内phが酸性に傾く食生活は避けた方が良いと思います。
レーザーを使った虫歯治療は有効ですか?
虫歯にはエルビウムヤグレーザーを使います。
虫歯に侵された部分にレーザーをピンポイントで当てて、正常な部分よりも柔らかくなったところを優先的に「蒸散除去」して一気に蒸発させてしまうので、痛みがなく、通常は麻酔も必要ありません。
虫歯部分がなくなったり、固くなったら、そこに白い樹脂を詰めていきます。
初期の虫歯には非常に有効で多くの場合保険適用になります。
歯を削らないで虫歯の進行を止める事はできますか?
止めることはできます。
虫歯は脱灰(歯が溶けること)と再石灰化(歯が元に戻ること)を繰り返しながら、脱灰する時間が勝った時に虫歯が進行していきます。
初期(特にエナメル質に限局した)の虫歯には再石灰化を促進するようにすれば、進行を抑えることができます。
正確な診断の後、i-CONという薬剤を使用して、酸によって脱会したエナメル質に薬剤を染み込ませて、歯を削ることなく進行を止めます。
主にケアの難しい隣接面(歯と歯の間)の虫歯やホワイトスポットの進行予防に有効です。
歯周病は完治しますか?
答えは完治しません。 何故なら、適切な治療を行なっても、歯周ポケットが4mm以上残存する場合が多く、口内環境も時間とともに変化し、さらに年齢と共に全身因子の影響を受けることから歯肉に炎症や出血が認められ、歯周病は再発・重症化する可能性が高い疾患だからです。
永続的な歯科医学的立場から管理を行うことが最も重要である、と多くの研究論文でも検証されています。
年齢とともに歯周病は重症化してしまうのでしょうか?
歯周病治療には大きく、非外科的治療と外科的治療があります。
歯周病が重症化してしまう要因には年齢による全身変化も要因の一つですが、外科的侵襲を選択して進行を抑えることもありますが、現在では低侵襲な非外科的治療の方が体への負担も少なく効果も同等にあることから継続的な非外科的治療により歯周病の進行を管理することも可能です。
詳しくはスタッフなどにお問合せください。
アライナー矯正(インビザライン)のメリット・デメリットを教えてください
まずデメリットは、適応症例が限られているので、しっかりと診査・診断を行い適応症例かどうかを見極めることが大切。
時には従来のワイヤー矯正と組み合わせるハイブリッド歯科矯正も効果があると言われています。
もうひとつのデメリットは患者さん自身が正しく治療を進めないと歯が動かない、ことです。
メリットとしては、デジタルの進化により、おおよその治療期間や治療後のイメージが確認可能、取り外し可能な装置で目立たない、日常生活への制限が少ない、などです。
アライナー矯正(インビザライン)で治せる歯並びはどのような症例ですか?
対応できる症例としては、次のようなものがあります。
叢生、八重歯、すきっ歯(空隙歯列)、開校(上下前歯が開いている)、出っ歯、など。
逆に対応が難しい症例としては、骨格性の出っ歯、クロスバイト(奥歯の噛み合わせが左右にずれている)、正中が大きくずれているなどです。
アライナー矯正(インビザライン)は痛みをともないますか?
アライナー矯正は無理なく少しずつ歯を動かしていくので、大きな力を加えずに矯正治療ができます。
従来の矯正装置に比べると痛みや不快感が少ないのが特徴です。
ただ、個人差もありますので詳しくは担当医にお問合せください。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニング、どちらの方が効果ありますか?
当院では、術前のカウンセリングにより、患者さんの歯の状態から白くなりやすさをチェックして、その結果をもとにどちらが最適かを選択します。
オフィスホワイトニングのメリットは白さが瞬時に実感できることです。
オフィスホワイトニングは特殊な薬剤(厚労省の認可済み)と特殊な光(厚労省の認可済み)を使用していきますので、前歯には最適です。
その反面、色戻りしやすいデメリットもあることから、色が定着するまで数回かかることがほとんどです。
また光があたりにくい奥歯には不適です。
ホームホワイトニングは自分自身で施術することから、一部日常生活に制限が出てきます。
また正しく使用しないと効果が出にくいこともあります。
その反面色の長持ちはよく、また奥歯にも適応できるので口元が広く見える方には最適だと言えます。
ホワイトニングで歯にダメージを与えませんか?
ホワイトニングに使用する薬剤は過酸化水素で、この過酸化水素に光などを当てることによってフリーラジカルが発生し、これが歯に浸透している有機性着色物質を分解して低分子の無色な物質になることにより歯が白くなります。
そのため歯を溶かしたり、傷をつけたりすることはありません。
むしろ虫歯の予防効果があるという研究結果も出ています。
一旦白くなった歯はずっと白いですか?後戻りしますか?
歯は生活習慣や食生活の影響によって色戻りしてしまいますが、ご希望の色を維持するために、定期的な歯のクリーニングとホワイトニングをしていただくことで、色戻りを防ぎやすくなります。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングでは色戻りを防ぐための頻度や間隔が違いますので詳しくはお問合せください。
クリーニングとホワイトニングの違いはなんですか?
クリーニングとは虫歯や歯周病などを防ぐために歯の表面に付着している歯石や歯垢を除去することで歯を白くすることを目的にはしていません。
一方ホワイトニングは歯自体の色を薬剤を使用して有機性着色物質を分解して漂白していく白くすることが目的です。
詳しくはこちら
保険の金属(金銀パラジウム合金)と比べてセラミック治療の利点はなんですか?
歯科用金銀パラジウム合金は保険適用されているので、安価で強度に優れた材質だと思います。
しかしながら、組成が銀、パラジウム、銅、金等からアレルギーの危険があります。
一定水準の安全性をクリアしているものの、金属の一部が溶け出したり、歯茎が黒ずんだりするデメリットも多いことから使用には十分に理解して治療をしましょう。
一方セラミック治療は生体親和性が高くアレルギーのリスクも低いことから、最近では一部の歯にはハイブリッドセラミックと呼ばれる若干強度に問題はあるものの、金銀パラジウム合金に代わって保険でも使用が可能になりました。
お口の中に入れる材質を選択する時に、当院では次の5つの事をお聞きしてお口の環境を考慮し治療を進めています。
1:丈夫さ
2:虫歯の再発リスク
3:美しさ
4:噛む能力
5:安全性
保険で使用している金銀パラジウム合金は体に悪いと聞きましたが本当ですか?
金銀パラジウム合金は保険で適用され、詰め物や被せ物に使用されています。
優れた強度を有しますが、アレルギーや虫歯の再発リスクなどのデメリットもあります。
特に合金の中のパラジウムや銅はアレルギーの検出率が高く身体に対して悪影響を与えることもあります。
ドイツやスウェーデンなどでは、妊婦や小児には使用が禁止されている国もあります。
セラミック治療のメリットはなんですか?
セラミック(ハイブリッドセラミック、ジルコニア系セラミック、ガラス系セラミック)の最大のメリットはアレルギーのリスクが低いということです。
保険適用であるCAD/CAMハイブリッドセラミックを除いては、丈夫さ、虫歯の再発リスク、美しさ、噛む能力、そして安全性を兼ね備えています。
保険適用外なので治療の費用は比較的高いのですが、長い目で見た場合にはメリットがあります。
インプラント治療を考えていますが痛いですか?
インプラント治療はインプラント体(人工歯根)を埋めるための手術が必要になります。
また、骨が少ない場合には、骨の移植なども必要になります。
術中は麻酔が効いているために痛みを伴うことはありませんが、術後痛みを伴うことがあります。
しかしその痛みは一時的なもので、鎮痛剤や抗生物質などの服用で軽減されるのでご安心ください。
安全にインプラント治療を受けるには何が大事ですか?
インプラント治療には様々な分野の専門的知識が必要になります。
主治医の他に、インプラントの手術を担当する口腔外科医や歯周病科医、歯を被せる補綴科医、メインテナンスを担当する歯科衛生士などのチーム医療が重要になってきます。
当院ではそれぞれの専門歯科医師がそれぞれの治療を担当し進めてまいります。
また術前の診査、診断にはCT撮影やデジタルスキャナーなどを使用してインプラントの部位や方向、長さや太さなどをシミュレーションして実際の治療を始めます。
親知らずは絶対に抜かないとだめですか?
親知らずの抜歯はメリットとデメリットを天秤にかけて選択する必要があります。
必ず抜かないとダメというわけではありません。
ただ、将来、トラブルを起こす可能性が高いと診断されれば、抜歯をしたときのデメリットを考えながら抜歯の選択をするかを主治医と判断していく必要があります。
当院では経験豊富な口腔外科医がレントゲンやCT画像、口腔内を診ながらアドバイスをしていきます。
親知らずを抜いた後は痛みや腫れが続きますか?
親知らずの抜歯後、痛みや腫れはある程度あります。
親知らずの生えている状態や、周りの骨の状態などによって違いがありますが、特に下顎の歯茎のや骨の中に埋まっている親知らずを抜いた後は一般的に2〜3日後に腫れのピークがきてその後1週間ほどで引いてきます。
痛みは鎮痛剤の服用で、ある程度管理できるので心配はありません。
顎関節症の治療にはどのような方法がありますか?
顎関節症は様々な要因で発症します。
その症状には筋筋膜の痛みや、口が開かない、関節音がする等様々ですが、顎関節症の治療の目標は顎機能を回復させること、痛みを取り除くこと、正常な日常活動を回復させることなど、日常生活に困らないほどに顎関節の症状を回復させることが目標です。
顎関節の時間的経過を見てみると、時間の経過とともに改善していくことが多いので、できるだけ可逆的な保存的な治療を行うことが大事です。
具体的には、理学療法、薬物療法、アプライアンスを主体として行われます。
当院では特に理学療法に重きを置いて、OFR(Orofaicial Release)両方を専門的にトレーニングを受けたセラピストが担当して、アプライアンス療法や薬物療法と併用して効果をあげています。
所在地
〒101-0047
東京都千代田区内神田1-2-2 小川ビル1F
電話番号
03-5283-6533