2024年9月14日
こんにちは。東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」です。
マウスピース矯正を始めても、効果が実感できないと不安になるでしょう。マウスピース矯正の効果を実感するタイミングは、患者さまによって異なります。
今回は、マウスピース矯正の効果はいつから出るのかを解説します。治療の流れや治療期間が長引く原因などもご紹介するので「マウスピース矯正は効果がないのでは?」と不安な方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
マウスピース矯正とは、透明で薄いマウスピースを装着して歯を動かす矯正方法です。近年急速に普及しており、現在では従来のワイヤー矯正と同様に、矯正治療の一般的な選択肢の一つになっています。
マウスピース矯正の大きな特徴は、装置が透明で目立たないことです。周りの人の目を気にせず矯正を行うことができるでしょう。
また、ワイヤー矯正はワイヤーやブラケットに金属を使用しているため、金属アレルギーのある方は受けられません。マウスピース矯正で使用される装置の素材は、主にプラスチックです。そのため、金属アレルギーの方でも安心して治療することができます。
マウスピース矯正には、装置を自分で取り外しできるという特徴もあります。食事や歯磨きをこれまで通り行えるので、矯正期間のストレスが軽減されるでしょう。
しかし、マウスピース矯正には、重度の叢生や骨格に原因がある場合など、対応できない症例もあります。ご自身の歯並びがマウスピース矯正で改善できるかどうかは、歯科医院で相談してみてください。
マウスピース矯正は、歯科医師に指示されたタイミングでマウスピースを次の段階のものに交換して、徐々に歯を動かす矯正方法です。1枚のマウスピースで約0.25mm歯を動かせるため、1ヶ月で0.5mm〜1mm程度歯が動くことになります。
部分矯正の場合、矯正範囲は前歯のみで一部の歯を少し動かして歯並びを整えます。そのため、僅かな調整であれば1〜2ヶ月で効果を実感できる場合もあるでしょう。
全体矯正の場合、早くて6ヶ月程度で効果を感じられます。実際に歯並びが整ってきたと感じるのは1年以上経ってからのことも多いでしょう。
部分矯正でも全体矯正でも、マウスピース矯正の効果を実感する度合いには個人差があります。「効果がないのでは?」と不安になったときは、治療開始時の口元の写真と比較したり、歯科医院で相談したりしてみましょう。
ここでは、マウスピース矯正の流れを説明します。マウスピース矯正の治療は、以下の流れで行われるのが一般的です。
最初にカウンセリングを行います。患者さまの悩みや希望を確認し、口内を診察します。カウンセリングでは、大まかな治療の方針と費用についての説明も行うので、治療に対する疑問や不安などもしっかり伝えましょう。
口内の写真を撮り、レントゲン撮影やCT撮影で歯や骨格の状態を詳細に検査します。虫歯・歯周病など、矯正前に治療や抜歯が必要な歯はないかもこの段階でチェックします。
問題がなければ歯型を取り、マウスピースを作成します。
マウスピースが完成したら、矯正を開始します。歯科医院で取り外しや管理の方法について説明を受け、気になる点があれば質問しましょう。
基本的にマウスピースは、1〜2週間程度で新しいものに付け替えます。装着時間を守ることで矯正が計画どおりに進むので、装着時間や交換時期などマウスピースの管理はしっかり行いましょう。
矯正期間中は1〜3ヶ月に一度通院し、矯正が計画どおりに進んでいるか、口内の清掃状態は問題ないかをチェックします。
矯正治療が終了したら、歯並びの後戻りを防ぐために保定装置を装着します。一般的に保定期間は、矯正治療を行った期間と同程度必要です。
整えた歯並びを維持するためには欠かせない期間なので、保定装置の装着を怠らないようにしましょう。
マウスピース矯正に必要な期間は2ヶ月〜3年程度と幅があります。部分矯正と全体矯正で治療期間が異なるためです。
部分矯正では歯を動かす距離が短いため、治療期間が短い傾向があります。2ヶ月〜1年程度で終わるのが一般的でしょう。全体矯正の場合は、矯正範囲が広く歯の移動距離が長いため、治療にかかる期間は1年〜3年程度と長くなります。
しかし、上記の期間はあくまで目安です。患者さまによって歯の動きやすさなどは異なるため、治療期間にも個人差があることを覚えておきましょう。
マウスピース矯正の治療期間が長引くこともあります。ここでは、治療期間が長引く原因を詳しく解説します。
マウスピース矯正が長引く原因の一つに、装着時間が十分でないことが挙げられます。歯科医師に指示された時間より実際の装着時間が短いと、計画どおりに歯が動かず矯正期間が長引くでしょう。
指示された装着時間を守り、万が一守れなかった場合は早めに歯科医師に申告するようにしてください。追加のマウスピースを作成したり一時的に前のマウスピースに戻したりするなど、適切な対処が必要です。
マウスピースを正しく装着できていない場合も、治療期間が長引く可能性があります。マウスピースを正しく装着できていないと、本来歯に加わるはずの力が十分に加わらず、計画どおりに歯が動かないからです。
装着の際は、チューイーを使って奥歯までしっかり密着させるよう心がけましょう。正しい装着方法がわからない場合は歯科医院で教わり、不安があればその都度相談してください。
また、マウスピースの破損や、アタッチメントが外れていないかにも注意が必要です。装着時に違和感を覚えた場合は、必ず歯科医院で相談しましょう。
指示されたタイミングで通院して、定期的にマウスピースやアタッチメントに問題がないかを見てもらうことも大切です。
矯正中にむし歯や歯周病になると、歯科治療を優先して行うことも少なくありません。矯正を一時的に中断して治療を行うため、矯正期間は長引くでしょう。
矯正中は、普段以上に口内を清潔に保つよう心がけ、歯や歯ぐきに違和感を覚えたらすぐに受診しましょう。定期検診を怠らず、むし歯や歯周病を早期に発見・治療することも大切です。
タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させ血流を悪くします。結果、歯の移動に必要な骨の代謝が悪くなり、矯正が長引くでしょう。
また、喫煙は歯周病の原因にもなるため、矯正治療する際は禁煙することが望ましいでしょう。
歯の移動速度は個人差が大きいです。治療計画通りに歯が動かない場合もあるでしょう。治療計画から外れてくると、治療計画を作り直す必要があります。
治療計画の修正に伴い新たなマウスピースの作成が必要になることもあります。この場合、歯のズレを修正する期間と新しいマウスピースが到着するまでの期間が発生します。そのため、治療期間が長引くことがあるのです。
今回は、マウスピース矯正の効果はいつから感じられるかについて解説しました。なかなか効果を感じられない場合は「本当効果があるのか?失敗では?」と不安になることもあるでしょう。
マウスピース矯正は、1枚のマウスピースで約0.25mm歯を動かすため、部分矯正で2ヶ月〜1年程度、全体矯正では6ヶ月以上経ってから効果を実感する方が多いです。
毎日見ていると歯並びの変化を感じるのは難しいですが、徐々に結果は出るので安心して治療を継続しましょう。不安なときは、遠慮せずに歯科医院で相談してください。
マウスピース矯正を検討されている方は、東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」にお気軽にご相談ください。
当院では、1本の歯を守ることにこだわって予防・治療を行っています。虫歯・歯周病治療のみならず、予防歯科や矯正治療、審美治療にも力を入れております。
当院のホームページはこちら、Web予約もお受けしておりますので、ぜひご活用ください。
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