大手町駅から徒歩5分、神田駅から徒歩8分の歯医者「神田橋デンタルオフィス」
大手町駅から徒歩５分、神田駅から徒歩8分！の歯医者「神田橋デンタルオフィス」
2024年12月21日
こんにちは。東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」です。
顎関節症は、顎や顔周りの不快感だけでなく、さまざまな不調を引き起こすこともある病気です。多くの方が一度は経験していると言われる症状ですが、どうすれば治るのか、原因は何なのかを知らない方も多いでしょう。
今回は、顎関節症の原因や治療方法だけでなく、放置するリスクなどについても解説します。顎関節症について詳しく知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
目次
顎関節症とは、顎の関節や周囲の筋肉などに問題が起きて発生する疾患の総称です。顎関節症は日本人にも非常に多く見られる疾患で、特に若い女性は発症率が高い傾向にあります。
しかし性別や年齢に関わらず、誰にでも発症する可能性があります。
顎関節は耳のすぐ前にある部分で、噛んだり話したり、食べ物を飲み込むなどの基本的な動きをサポートする非常に重要な役割を持っています。この関節や周辺組織などに異常が起きると、日常動作がスムーズに行えなくなることもあるでしょう。
顎関節症の症状はさまざまであり、人によって現れ方や程度が異なります。以下では、顎関節症で見られる主な症状についてくわしく解説します。
顎関節症の典型的な症状の一つは、顎やその周辺の筋肉に痛みを感じることです。主に口を動かす時に痛みを感じることが多く、ひどい場合には安静にしていても痛みが続きます。
また、痛みが顔全体に広がることもあり、表情を作る際に違和感を覚える場合も少なくありません。
口を開閉する際に、顎関節から、カクカクやポキポキといった音が聞こえるのも顎関節症の代表的な症状です。この音は、関節円板と呼ばれる軟骨部分の位置がズレて、顎関節の滑らかな動きが損なわれることで発生します。
音がするだけで痛みがない場合もありますが、症状が進行すると痛み始める可能性があります。
口を大きく開けるのが難しくなったり、完全に閉じることができなくなったりするのも顎関節症の症状の一つです。口が引っかかる感じや、スムーズに開かないといった違和感がある場合も顎関節症の兆候である可能性があります。
顎関節症は一つの原因があることで起きるというわけではありません。
複数の要因が重なることで発症のリスクが上がり、症状が出ると考えられています。人によっては明確な原因が分からない場合もありますが、以下で代表的な原因について解説します。
噛み合わせに問題があり、上下の歯が正しく噛み合わないなどで顎に余計な力がかかると、顎の関節や筋肉が余分に緊張します。このような状態が続くと痛みや炎症が起きやすくなり、顎関節症の発症のリスクが高まるでしょう。
歯ぎしりや食いしばりなどの癖がある方は、顎に過剰な力がかかっていることが多いです。特に、口を閉じているときにも上下の歯を噛み合わせている方は、顎周辺に負担がかかり続けているため注意したほうが良いでしょう。
また、長時間前かがみの姿勢でいるなど、姿勢が悪いことも原因になりえます。楽器の演奏などが原因で首や肩の筋肉が緊張していたり、頬杖を付く習慣があったりすることも、顎の関節に負担をかける原因になります。
ストレスは、顎関節症の発症や症状の悪化に大きな影響を与える要因です。ストレスがかかると無意識のうちに食いしばりや歯ぎしりなどで顎に力をいれることがあるためです。
また、ストレスによる筋肉の緊張が顎周辺にも起こり、蓄積すると痛みや違和感に繋がることもあるでしょう。
顎関節に強い衝撃を受けることも、顎関節症の原因になる場合があります。例えば、顔を強く打つなどのスポーツ中の怪我や、顎の骨折などが原因で顎関節に影響が出て、機能に問題が起こる可能性もあるのです。
顎関節症が遺伝するわけではありませんが、顎関節症の発症のリスクが高まる要因が遺伝することがあります。先天的に顎の骨格の上下のバランスが悪い場合や、発達に問題がある場合、関節や筋肉が生まれつき弱い場合などは、顎関節症が発症しやすいと考えられるでしょう。
顎関節症にはさまざまな症状がありますが、痛みなどが生じない場合もあります。症状が軽度だからといって放置すると、悪化して深刻な問題が起きる可能性もあります。
以下で、顎関節症を放置することで考えられるリスクについて解説します。
症状が軽度だからといって放置し悪化すると、顎関節の軟骨や骨自体が損傷を受ける可能性があります。痛みや口の開閉時の違和感が慢性的になり、次第に口を大きく開けられない状態になることもあるでしょう。
会話がスムーズにできなくなったり噛むことが難しくなったりするだけでなく、強い痛みが起きることもあります。
顎関節症は、顎だけでなく全身の不調に繋がることもあります。例えば、肩こりや首の痛み、めまいや頭痛などが起きて慢性化することがあります。また、痛みや不快感が長引くことで、精神的にストレスを感じる方もいます。
顎の不調が続くと、イライラしたり不安感を覚えたり、睡眠不足や集中力の低下などの問題が起きる可能性もあります。
症状が進行すると、治療するときに時間がかかるようになります。顎関節症の治療を早期に始めると症状の改善が期待できますが、放置期間が長い場合は、治療の選択肢が限られる可能性があるのです。
また、完全な治癒が難しくなる恐れもあります。
顎関節症の治療方法は、症状の重さや原因によって異なります。症状によっては、複数の治療方法を組み合わせて改善を目指す場合もあります。
以下で、主な治療方法を解説します。
スプリント療法とは、個人の症状に合わせてオーダーメイドで作成した専用のマウスピースを歯列に装着する治療法です。マウスピースによって顎の位置を調整し、噛み合わせや関節の負担を減らすことを目的としています。
スプリント療法は、半年から1年程度の治療期間が必要ですが、顎関節症のおよそ7割が改善する治療法です。
痛みや炎症が強い場合には、薬を使用して症状を緩和することもあります。鎮痛剤や抗炎症薬で、痛みと炎症を一時的に抑えることができるでしょう。
痛みなどがつらい場合に使用することが多いですが、根本的な問題は解決できません。自己判断で服用を続けるのではなく、医師の指導を受けて適切に使用することが重要です。
重度の顎関節症には、外科手術を検討することもあります。例えば、関節内の異常を直接修復する手術や、変形した顎関節を再建する手術などがあります。
ただし、外科手術による治療はリスクを伴うため慎重に検討しなければなりません。
症状によっては、セルフケアで改善を目指すこともあります。医師による指導を受けて、自分の症状に合わせた正しいやり方でケアすることが大切です。
顎を無理に動かさず、硬い食べ物を避けたり大きく口を開けたりしないように安静に過ごします。関節や筋肉にかかる負担を減らし、症状の軽減を目指します。
耳の穴の少し前あたりにある顎関節を温めれば、血流が良くなり筋肉の緊張を和らげることができます。痛みがある時など、炎症が強い場合には冷やすと痛みを抑える効果が期待できます。
顎や顔周りの筋肉を優しくストレッチすることも効果的です。専門家の指導のもとでマッサージを行えば、筋肉の緊張を和らげることができます。
自宅では、痛みがひどくない時にこめかみや頬の筋肉に触れて、優しく円を描くように撫でましょう。筋肉をほぐす効果が期待できます。
治療に加えて、顎関節に負担がかかりやすい生活習慣を見直すことも重要です。
上述した癖がある方は顎の筋肉に負担がかかりやすいため、意識して改善を目指すと良いでしょう。また、ストレスが溜まっている方は、適度な運動やリラックスタイムを作るなど、リラクゼーション方法を日常に取り入れましょう。
顎関節症にはさまざまな症状がありますが、痛みがない場合も多いです。放置すると症状が悪化して口が大きく開かなくなるだけでなく、頭痛や肩こりなどの全身に影響が出ることもあるでしょう。
症状があれば原因を特定し、改善に向けて医師と話し合う必要があります。日頃のストレッチなどで症状が改善することもあるので、放置せずに早めに治療を受けましょう。
顎関節症の治療を検討されている方は、東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」にお気軽にご相談ください。
当院では、1本の歯を守ることにこだわって予防・治療を行っています。虫歯・歯周病治療のみならず、予防歯科や矯正治療、審美治療にも力を入れております。
当院のホームページはこちら、Web予約もお受けしておりますので、ぜひご活用ください。
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