歯のコラム

2024年10月12日

歯のクリーニングをした女性

こんにちは。東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」です。

歯医者でのクリーニングは、虫歯・歯周病の予防や口腔内の健康維持などに効果的な処置です。

しかし、なんとなくはイメージできても、具体的にどんなことをするのか知らない方や、ホワイトニングとクリーニングの違いがわからないという方もいるでしょう。

この記事では、歯医者で行われるクリーニングの内容やホワイトニングとの違い、治療の流れやメリットなどについて詳しく解説します。費用や頻度、注意点などについても解説しますので、歯のクリーニングを検討中の方やホワイトニングとの違いが知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

歯医者のクリーニングとは

歯のクリーニング

歯医者で行われるクリーニングとは、歯垢や歯石、着色汚れなどを取り除く処置です。歯磨きだけで歯に付着したすべての汚れを落としきることは難しいといわれており、放置すると歯周病や虫歯になるリスクが高まります。

歯の健康を守るためには歯医者でのクリーニングが非常に重要です。歯医者のクリーニングでは専用の機械や器具を使用して、歯に付着した歯石や歯垢を徹底的に取り除きます。これによって、虫歯や歯周病の予防につながるのです。

歯医者のクリーニングとホワイトニングの違い

歯医者のクリーニングとホワイトニングの違いを考える女性

歯を美しくしたい場合に検討されるのがクリーニングとホワイトニングですが「何が違うのだろう?」「どちらが良いのだろう?」と迷う方もいるのではないでしょうか。

ここでは、歯医者でのクリーニングとホワイトニングの違いを、治療目的と費用の2つに分けて解説します。自身に合った治療方法が選べるように、違いをしっかり理解しましょう。

目的の違い

歯医者でのクリーニングとホワイトニングでは、処置の目的が異なります。

歯医者でのクリーニングの目的は、自宅でのケアだけでは落としきれない歯垢や歯石、着色汚れを取り除き、口腔内の健康を維持することです。歯科衛生士が物理的に汚れを除去するため口腔内を清潔に保つことが可能です。

一方、ホワイトニングは歯そのものの色を漂白し、白くすることを目的とした施術です。専用のホワイトニング剤を使用し、化学的に歯を漂白します。

ホワイトニングには、自宅で行うホームホワイトニングと歯科医院で行うオフィスホワイトニングがあります。歯の白さや明るさが増す美容効果が期待できますが、効果には個人差があり、継続的にケアが必要になる場合が多いです。

費用の違い

歯のクリーニングとホワイトニングとでは、費用も異なります。一部の歯のクリーニングには保険が適用されますが、ホワイトニングは審美的な目的になるため保険は適用されません。自費診療となるため費用が高額になるケースが多いです。

歯医者のクリーニングの具体的な内容と流れ

歯磨き指導

歯医者でのクリーニングではどのようなことを行うのか気になっている方もいるでしょう。ここでは、歯医者でのクリーニングで行う具体的な内容と流れについて解説します。

歯茎や歯の状態のチェック

はじめに、口腔内の状態を確認します。具体的には、歯垢や歯石の付き具合、歯茎の健康状態、虫歯や歯周病の有無などをチェックします。

ブラッシング指導

次に、歯科医師や歯科衛生士によるブラッシング指導が行われます。口腔環境の改善には自宅でのケアが重要であるため、それぞれの口腔状態に合わせたブラッシング方法やデンタルフロスの使い方を指導する場合が多いです。

歯が重なっている箇所があったり、磨き方に癖があったりすると磨き残しが生じることがあります。ご自身の歯並びに合った正しいブラッシングの仕方を習得し、磨き残しを減らすことで、虫歯や歯周病の予防につながります。

スケーリング

スケーリングとは、専用の器具を使って歯の表面や歯周ポケット内に付着した歯石や歯垢を除去する処置です。歯垢が石灰化して歯石になると通常の歯磨きでは取り除けません。虫歯や歯周病を予防するためには、定期的に歯医者で歯石を除去してもらうことが非常に重要です。

着色の除去

専用の研磨ペーストを使用して、歯の表面を滑らかに磨きます。ステイン(茶渋やタバコのヤニなど)を取り除き、歯の表面をさらにツルツルにするための工程です。漂白するのではなく、歯に付着した着色汚れを除去して歯を美しくします。

フッ素塗布

最後に、フッ素塗布を行います。フッ素には歯のエナメル質を強化し、虫歯菌の活動を抑制する効果があります。歯医者では高濃度のフッ素を使用するため、虫歯の予防に効果的です。

歯医者のクリーニングの費用と頻度

歯医者のクリーニングの費用のイメージ

ここでは、歯医者でのクリーニングの費用や頻度について解説します。それぞれで分けて解説するので、歯医者でのクリーニングを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

歯医者のクリーニングの費用

歯医者で行われるクリーニングの費用は、保険診療か自費診療かで異なります。保険診療でクリーニングを受ける場合は、3割負担で2,000円〜3,000円程度が相場です。

一方、自費診療でクリーニングを受ける場合は、5,000円〜2万円程度の費用がかかります。自費診療の場合は歯科医院ごとに料金設定が異なるため、気になる方は事前に確認すると安心です。

歯医者のクリーニングの頻度

歯医者で歯のクリーニングを受ける頻度は、口腔内の状態によって異なります。しっかりと歯磨きができている方は、3〜6ヶ月に1回の頻度で歯のクリーニングを受けるとよいでしょう。

一方で、歯周病・虫歯になりやすい方や喫煙習慣がある方は、1〜2ヶ月に1回の頻度で歯のクリーニングを受けることが推奨されます。また、歯石や着色汚れが気になる方は、2〜3ヶ月に1回の頻度でクリーニングを受けるとよいでしょう。

このように、歯医者でクリーニングを受ける頻度は口腔内の状態によって異なるため、歯科医師の指示に従いましょう。

歯医者でクリーニングをするメリット

歯医者でクリーニングをするメリットイメージ

歯医者でクリーニングをするメリットは、主に以下の3つです。

定期的に歯医者でクリーニングしてもらうことで、ふだんの歯磨きでは落としきれない歯石や歯垢を除去できるため、虫歯や歯周病、口臭の予防につながります。また、着色汚れを除去することで、見た目の印象が明るくなり、清潔で美しい口元を維持できます。

歯医者でのクリーニングは歯や歯茎の健康を維持したい方だけでなく、美しい見た目を保ちたい方にもメリットがあるのです。

歯医者のクリーニング後の注意点

歯医者のクリーニング後の注意点のイメージ

歯医者のクリーニング後には、注意しなければならないことがあります。ここでは、歯のクリーニング後の注意点について解説します。

着色しやすい飲食物を避ける

クリーニング直後は、歯の表面の保護膜が剥がれている状態のため、着色しやすいです。そのため、歯のクリーニング後12時間〜24時間程度は、コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレー、ソース類など、着色しやすい飲食物は避けましょう。

冷たいものや熱いものの摂取を控える

歯のクリーニング後は、歯が一時的に敏感になり、痛みを感じる場合があります。冷たいものや熱いものを口にすると歯がしみたり痛んだりすることがあるため、クリーニングをしてから1時間程度は控えましょう。

まとめ

歯のクリーニングできれいになった人

この記事では、歯医者のクリーニングで行う内容やホワイトニングとの違いなどについて解説しました。

歯医者のクリーニングでは、専用の機械や器具を使用して歯に付着した歯垢や歯石、着色汚れを取り除きます。ふだんの歯磨きでは落としきれない汚れを徹底的に除去できるため、虫歯や歯周病、口臭の予防につながります。

定期的に歯医者で歯のクリーニングを受け、美しく健康的な歯を保てるように努めましょう。

虫歯や歯周病を予防したいとお考えの方は、東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」にお気軽にご相談ください。

当院では、1本の歯を守ることにこだわって予防・治療を行っています。虫歯・歯周病治療のみならず、予防歯科や矯正治療、審美治療にも力を入れております。

当院のホームページはこちらWeb予約もお受けしておりますので、ぜひご活用ください。

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