2024年10月26日
こんにちは。東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」です。
ワイヤー矯正は、歯にブラケットとワイヤーを装着し、歯を理想の位置に動かすための一般的な矯正方法です。
この記事では、ワイヤー矯正のメリットとデメリット、治療にかかる費用や期間について詳しく解説します。ご自身に合った矯正方法を選ぶための参考にしてください。
ワイヤー矯正とは、歯にブラケットと呼ばれる小さな装置を装着し、ブラケットにワイヤーを通して力を加えることで、歯を徐々に動かしていく矯正方法です。歯科医師がワイヤーの形や太さを調整し、理想的な歯の位置に移動させるための力をかけていきます。
ワイヤー矯正は最も広く行われている矯正方法で、多くの歯科医院で採用されており、適応範囲が広いことが特徴です。
ワイヤー矯正はさまざまな歯並びの問題に対応でき、安定した効果を期待できる矯正方法です。
しかし、治療にはメリットとデメリットがあります。治療開始前にしっかりと理解しておきましょう。
まずは、ワイヤー矯正の具体的なメリットについて解説します。
ワイヤー矯正は、さまざまな歯並びや噛み合わせの問題に対応可能です。特に表側矯正は適応症例が広く、歯並びが大きく乱れている場合でも治療が可能です。
ワイヤー矯正では細かな調整が容易に行えるため、歯を効率よく動かせます。特に表側矯正は、ワイヤーとブラケットが直接歯の表面に取り付けられているため、矯正力が歯に均等に伝わり、短期間での治療が期待できます。
また、全体的な調整も簡単にできるため、治療が順調に進みやすい点がメリットです。
裏側矯正やハーフリンガル矯正では、矯正器具が目立たないという大きなメリットがあります。特に、裏側矯正では装置が歯の裏側に取り付けられるため、日常生活で他人に気づかれる心配が少なく、外見を気にする必要がありません。
見た目を重要視する方にとっては、大きな魅力となるでしょう。
表側矯正では、矯正器具が歯の表側に取り付けられるため、発音や滑舌にほとんど影響を与えません。また、装置が目視できるためブラッシングがしやすく、口腔内の清潔を保ちやすいというメリットもあります。
裏側矯正では、歯の裏側に器具が取り付けられるため、歯の表面のエナメル質が傷つくリスクが低くなります。また、口の中で器具が当たって怪我をするリスクも低く、安全性が高い治療方法と言えるでしょう。
ハーフリンガル矯正は、表側矯正より目立たず裏側矯正よりも費用を抑えられるため、バランスの取れた選択肢と言えます。
続いては、ワイヤー矯正のデメリットについて解説します。
矯正装置を装着しているため、食事の際に食べ物が引っかかりやすくなります。特に、硬いものや粘着性のある食品は避けなければならず、食事内容が制限されることが多いです。
また、装置に食べかすが詰まりやすく、ブラッシングの際にも注意が必要です。特に、裏側矯正やハーフリンガル矯正では、装置が見えにくいためブラッシングが難しくなるでしょう。
ワイヤー矯正の装置を装着してから数日間、痛みや違和感を伴うケースが多いです。矯正開始後やワイヤーの調整直後は、歯に圧力がかかるため痛みが強くなることがあります。
痛みは通常2〜3日でピークを迎え、1週間程度で慣れる場合が多いですが、慣れるまでの期間は個人差があります。また、装置が口腔内に接触するため、口内炎や傷ができることもあるでしょう。
ワイヤー矯正の費用は、選択する矯正方法によって大きく異なります。特に、裏側矯正やハーフリンガル矯正は、技術的に高度な治療法であり、表側矯正よりも費用が高くなることが一般的です。
治療法選びの際には、費用の負担を考慮することも重要です。
ワイヤー矯正には、以下の3種類があります。それぞれの特徴を理解し、ご自身に合った矯正方法を選びましょう。
表側矯正は、歯の表面にブラケットとワイヤーを装着して矯正を行う方法です。最も一般的な矯正方法で、幅広い症例に対応できます。発音への影響が少ないなど、日常生活におけるストレスを軽減できることがメリットです。
ただし、ブラケットやワイヤーが歯の表側にあるため、矯正器具が目立ちやすいというデメリットがあります。見た目が気になる方は、別の方法を検討したほうがいいかもしれません。
裏側矯正は、歯の裏側にブラケットとワイヤーを装着する方法です。最大の特徴は、装置が見えにくいことです。特に、人前に出る機会が多い方や矯正中でも装置を見られたくない方に選ばれています。舌癖防止の効果も期待でき、矯正後の後戻りのリスクを軽減できます。
しかし、歯の裏側に装置を付けるため、発音に影響が出ることがあります。食事や会話に不便を感じることもあるでしょう。
技術的な難易度が高く、治療費も表側矯正より高額になるケースが多いです。
ハーフリンガル矯正は、表側矯正と裏側矯正を組み合わせた矯正方法です。上あごの歯には裏側矯正を、下あごの歯には表側矯正を行います。笑ったときに矯正器具が目立ちにくく、なおかつ裏側矯正より費用を抑えられる点が魅力です。
ただし、適応症例が限られているため、希望する全ての方が受けられるわけではありません。表側矯正より費用がかかる場合もあるため、予算とご自身のニーズをしっかり検討することが大切です。
ここでは、ワイヤー矯正の一般的な費用の目安を紹介します。
カウンセリングでは、矯正の目的や治療方法、費用、矯正の流れや期間について詳しい説明を行います。費用の目安は、無料〜5,000円程度です。
カウンセリング後に、歯並びや顎の状態、虫歯や歯周病の有無を確認するためにCTやレントゲン撮影が行われます。この時点で、具体的な治療計画が立てられます。
費用の目安は、1万円〜6万円程度です。
ワイヤー矯正に使用される装置の費用は、種類によって大きく異なります。最も一般的なのはメタルブラケットで、ホワイトワイヤーやセラミックブラケットは目立たない分、費用が高くなることがあります。また、全体矯正か部分矯正かでも費用は変わります。
費用の目安は、30万円〜170万円程度です。
ワイヤー矯正中は、定期的な調整が必要です。通常1〜2ヶ月おきに通院し、矯正装置の調整を行います。費用の目安は、1回あたり3,000円〜1万円程度です。
矯正治療が終了した後は、動かした歯を安定させるために保定装置を装着します。保定装置は、種類や歯科医院によって価格が異なりますが、長期間使用するため慎重に選ぶ必要があります。
費用は、1万円〜5万円程度が目安です。
治療開始前に虫歯や歯周病の治療が必要な場合は、別途費用がかかります。保険が適用される場合が多いですが、歯科医院によっては自費治療となることもあります。費用の目安は、2,000円〜1万円程度です。
また、矯正に際して歯を動かすスペースが必要な場合、抜歯が必要になることがあります。矯正治療のために行う抜歯の費用は、1本あたり5,000円〜1万5,000円程度です。
ワイヤー矯正の治療期間は、全体矯正と部分矯正で差があります。矯正方法によっても治療期間が変動します。
ここでは、それぞれの矯正方法にかかる期間の目安をご紹介します。
全体矯正は、全ての歯を移動させるので治療期間が長くなりやすいです。矯正方法ごとの目安は、以下の通りです。
表側矯正は、他の方法に比べて矯正力が効率よく歯に伝わるため、短期間で完了することが多いです。裏側矯正やハーフリンガル矯正は、表側矯正よりも治療期間が長くなりやすいです。
部分矯正は、全体矯正よりも短い期間で治療が完了します。部分矯正にかかる期間は、以下の通りです。
部分矯正は、歯並びの状況や治療する範囲によって大きく異なりますが、早ければ数ヶ月で完了することもあります。
ワイヤー矯正は幅広い歯並びの問題に対応でき、安定した効果を期待できる矯正方法です。適応症例が広く効率的に歯を動かせる一方で、費用や治療期間、痛みや日常生活への影響についても事前に理解しておくことが重要です。
選ぶ矯正方法によっても特徴や費用が異なります。各方法のメリット・デメリットを踏まえ、ご自身に合った治療方法を選びましょう。
ワイヤー矯正を検討されている方は、東京都千代田区「大手町駅」C1出口より徒歩5分、「神田駅」より徒歩8分にある歯医者「神田橋デンタルオフィス」にお気軽にご相談ください。
当院では、1本の歯を守ることにこだわって予防・治療を行っています。虫歯・歯周病治療のみならず、予防歯科や矯正治療、審美治療にも力を入れております。
当院のホームページはこちら、Web予約もお受けしておりますので、ぜひご活用ください。
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